鳥見日記 2002年10月15日 火曜日
06:45〜08:10
晴れ
 今朝は小鳥を求めて野外活動センターに行ったのですが全くの空振りでした。
ヤマガラとメジロがちらっと、あとはヒヨドリばかりでした。シジュウカラの声はよく聞こえて来るのですが姿が見えません。7時半すぎまで粘ったけど諦めて久しぶりに野方の山に行ってみます。
 到着するとホオジロが数羽止まってるのがみえます。セイタカアワダチソウの黄色が綺麗です。モズも居ますが逆光です。さて、ホオジロをモデルにして今朝はRAWで撮影します。先日購入したBreezeBrowser(以下、BB)を試すんです。(^^;
RAWのみで撮影したデータをBBに読み込むとJPEGファイルを自動で作りそれをプレビューします。1枚目がプレビューされるのに約4〜6秒ほど掛かりますが一度プレビューしてしまうと次回からは作成されたJPEGファイルを表示するので1秒以内で表示されます。 カメラの設定でRAW+JPEGもありますがこれだとメディア容量が多く必要なのでRAWのみで撮影してあとからJPEGを作成するのが良いみたいです。ちなみに1GBのMDでRAWのみだと200枚以上撮影できます。

 プレビューでRAW展開するファイルを選んでRAWボタンを押すと現像設定画面になり純正ソフトとあまり変わらない設定項目が並んでます。BBではさらにノイズリダクションとシャープネス、トーンバランスなど追加設定が可能です。
上の画像は撮影時、-1/3EVで撮影したのを+1EVに変更、カラーマトリックスも1から3へ変更しました。シャープネス、トーンバランスは後でPhotoshopで弄るので現像時には設定しません。今まで撮影してたJPEGとは全然違う雰囲気の写真になりますね。
こってりしててポジっぽいと思います。今回はアンダー目に撮影したのでトーンを持ち上げる時に横縞ノイズが若干目立ってきます。(上画像の下の方の黄色い部分)
BBで16bit-TIFFに現像してそれをPhotoshopに読み込んで16bitで出来るレタッチ作業は全部すませてから8bitに変換して最後にJPEGで保存しました。
こちらは順光でのカットです。D30の時、青空バックだとこれくらい色が出てましたが1Dではここまで真っ青な色は出にくい感じでした。しかし、カラーマトリックス3を使うと真っ青な空が表現できました。これもトーンカーブで明るくしたのでホントはもっと深い青色でした。r(^^;;

 RAWからHP用の画像を作るのにBBを使い、さらにPhotoshopでレタッチとJPEG撮影時より手順は増えますがレタッチ自体の作業内容はJPEGの時より簡単だと思えました。現像時に露出調整が出来るのはレタッチでトーンを調整するより画像の破綻は少ないと思われます。まだイメージが出来てないので試行錯誤ですがしばらくRAWに拘って見たいと思います。

今日のフィールドと観察種
・野外活動センター〜野方
・ヒヨドリ、モズ、キセキレイ、ヤマガラ、メジロ、ホオジロ、カワラヒワ、スズメ、ハシボソガラス、ハシブトガラス
撮影データ
EOS 1D EF600F4L
絞り優先AE(f4) ISO200 ONE-SHOT&MF
一脚使用 JPEG LargeFine トリミング&レタッチ
カワセミ王国 カワセミポイント:D103
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