RAWデータを使おう


2.画質比較
それではRAWから派生する各フォーマットごとに画像を並べてみます。
LargeFine Jpeg

ノートリミング 縮小 圧縮レベル3(低画質)

200x200pixel 等倍

200x200pixel 2倍拡大
RAW → 16bitTIFF

ノートリミング 縮小 圧縮レベル3(低画質)

200x200pixel 等倍

200x200pixel 2倍拡大
RAW → Jpeg

ノートリミング 縮小 圧縮レベル3(低画質)

200x200pixel 等倍

200x200pixel 2倍拡大
RAW → TWAIN Driver → Photoshop 16bit mode

200x200pixel 等倍

200x200pixel 2倍拡大
 □ ISO感度は、ISO200にて撮影してます。
 □ 16bitデータはJpeg保存時に8bit変換してます。
 □ 200x200pixelの画像はJpeg圧縮レベル6(標準)にて圧縮保存してます。
 □ レタッチはレベル調整、labモード変換、明度にアンシャープマスク(120、0.3、2)後、RGBへ   変換し、Jpegにて保存
さて、こうして並べて見て如何でしょうか? Jpeg画像をレタッチした場合やはりノイズが浮いてきてるのが解りますね。LargeFineのJPEGと16bitデータを比べると2倍拡大くらいで解像の違いが見えてくるみたいです。
レタッチ作業中16bitの方がアンシャープマスクの掛かり方が弱めだった印象があります。(パラメータは全て一緒の数値です)
3.RAWデータの活用法
Jpeg保存よりノイズレスな事、解像度も高めである事などからCRT鑑賞用というよりもやはり印刷用として撮影する場合は有効だと思います。あとはポートレートやマクロ撮影などの階調性が重要視される時なども使えるのではないでしょうか。
鳥さんを撮ることだけに付いて言えば、作品として鳥を撮る場合はRAWを使う。それ以外はJpegでも十分で、返ってJpegの方が現地ですばやく写りを確認出来るなどのメリットの方が有効な場合もあるでしょう。
幸いD30は記録フォーマットの変更がメニューの一番上にあるので撮影中でも結構早く切り替えることが出来ますし、サブダイヤルのSETボタンに割り当てるとそれこそ瞬時に切り替える事も可能です。

前へ 


実験室へ戻る