RAWデータを使おう
EOSD30の画像保存形式にはJPEGの他にRAWもあります。今まで鳥さんの写真は全てJPEGのLargeFineモードで撮影してきました。そこで試しにRAWで撮影してJPEG保存との違いを探ってみました。
1.RAWってとっても手間が掛かる
RAWで撮影するとカメラからパソコンへデータを移しても画像として認識しません。D30に付属のZoomBrowserEXや、海外製フリーソフトのyarcなどのユーティリティを使いTIFF(8bit若しくは16bit)またはJPEG(LargeFine同等の圧縮率)へ変換するか。PhotoshopなどのレタッチソフトでTWAINドライバーを利用して読み込むなどの方法でパソコンのCRTに表示できるようにしないといけません。このとき変換に要する時間は下表の通り、かなり時間が掛かります。
RAWから変換するフォーマット |
1枚変換するのに要する時間(秒) |
ZoomBrowserEX |
yarc1.5 |
TWAIN Driver |
16bit TIFF |
36sec |
24sec |
30sec |
8bit TIFF |
26sec |
- |
27sec |
JPEG |
25sec |
- |
- |
yarc1.5が一番早いですね。DOS窓で走るソフトですから速度優先に開発されたんでしょうか?もう少し使い勝手が良くなるとD30使いの定番になりそうな気もします。
因みに各ファイル容量は以下の様になってます。
フォーマット |
ファイル容量 |
RAW |
約3.6MB |
16bitTIFF |
約18MB |
8bitTIFF |
約9MB |
Jpeg |
0.7〜1.3MB |
HDDが幾ら有っても足りなくなる訳です。(^^;
つづく
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