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PowerShot G7 ’改’

2008年9月 9日 ちゃぼ | | コメント(0)

最近、KISS-DXばかり使って、あまりG7を使う機会が無くなって来ていたので、これじゃいかん!と、もっと使ってやるために、G7で撮影された写真サイトを多く見て、写欲に火を付けようと、ウェブを彷徨いてました処、なんと、G7でRAW撮影が出来るようになる云々・・・との記事を発見しました。よく読んでみると、初代KISSデジの頃、有名になったロシアンファームウェアのPowerShot版が開発されていて、それを導入することでRAW撮影が実現できるそうです。あまりリスクは高くなさそう<PSPのCFW導入に比べたら(笑)>だったので、早速実行してみました。

まず、手持ちのG7のFWのverを調べて、該当するverのロシアンFWをDLして、それをSDカードのルートディレクトリに置くだけで準備完了です。
G7を、再生モードで起動し、メニューからファームウェアのupdateを選択し、実行すると、新たなメニュー画面を表示させる事が出来るようになりました。

G7のメニュー画面
このメニューの一番上を選択し、RAWファイルをSAVEできるように設定します。これだけで、あとは、普通に撮影するだけで、CRWファイルが作成されます。このファームウェアの特徴は、カメラ本体のファームウェアを書き換えるのでは無く、SDカード上のファームウェアを一時的に動作させて、色んなカスタマイズを可能にしています。なので、電源を切ると、従来のG7に戻ります。RAWオンリーでしか撮影しない人には、ちょっと辛いところです。でも、G7はJPEG撮りでも十分な画質なので、拘りたい時だけRAW撮影ってのも”あり”かもしれません。(^^; 

では、RAWとJPEGで撮り比べてみます。
JPEGサンプル
JPEGで普通に撮影した画像をリサイズしてます。一部分を切り出したのが、こちら。
JPEGサンプル-2
続いて、RAW撮影のデータです。生成されたCRWファイルは、そのままでは、現像ソフトで開けないので、adobeのDNG形式にコンバートすると、現像ソフトで開けるようになります。が、ホワイトバランスなどがいい加減なので、現像ソフトで修正する必要があります。で、現像したのがこちら。
RAWから生成
16bit-TIFFに現像して、Photoshopでレベル調整、リサイズ後、JPEGに変換してます。上と同じ様に一部分を切り出してみます。
RAWから生成-2
見た目ほとんど変わりません。r(^o^; ですが、RAWだとWBの調整がし易かったり、普通のRAW保存が可能なカメラと同じ様な扱いが出来て良いですね。これで、まだまだ、使って行けそうです。(^^;
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