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COLOR DARKROOM

2009年1月14日 ちゃぼ | | コメント(0)

”COLOR DARKROOM” という、Photoshopのプラグインを試してみました。どういうプラグインか?というと、プリンタ用紙のICCファイルを編集でき、プリンター出力時の色の整合性を高めるツールです。
普通は、キャリブレーションツールを使ってモニターとプリンタのカラーマッチングを行う方が良いんですけど、これだと高価なツールを使ってプロファイルを作らないといけないので少々手間が掛かります。その分、色の整合性の確実性は高くなりますけどね。

この”COLOR DARKROOM”は、そこまで複雑なツールではなく、インクジェット用写真用紙メーカーから提供されたICCプロファイルを使ってプリントする際に、色が被った。とか、ある特定の色がでない。など用紙のICCプロファイルに依存する部分の不具合を解消するのが目的に作られてます。なので、色かぶりなどの除去が可能になってます。Photoshop専用で、かつ、有償プラグインですが、5回まで試用ができるので、特定のICCプロファイルの色合わせくらいなら十分可能です。

今回、ずっと悩みの種だったEPSON PM-4000PXのマゼンダかぶりを補正する為に試用してみました。試用した用紙は、4000PXと相性が良いとされる「フジフィルムの画彩 写真仕上げPRO」です。この用紙は現在、超お気に入りでして、この用紙ばかり使ってます。ですが、EPSON純正用紙への出力時よりもマゼンダ被りが目立つ傾向なのが唯一の欠点で、レタッチ時に調整するか、ICCプロファイルを使用しないでプリンタのドライバ任せで印刷するかしか手がなかったのですが、プリンタのドライバを使うと他の部分で色が変わったりしてなかなか面倒でした。元来、4000PX自体が、マゼンダが被る傾向だったので、純正用紙も含めてマゼンダ被りを修正しようと考えました。結果は、まずまずといった所でしょうか。まだ、完全にマゼンダ被りが消えた訳ではありませんが、完全に消すと他の色への影響が出て来るようなので、若干被りを残したあたりで完了としました。右が補正前、左が補正後です。

印刷結果
EPSON純正'用紙「写真用紙 絹目調」への出力ですと、もう少し被りが低減されます。フジの画彩は、ICCプロファイルが用意されてないので、EPSON純正のプロファイルから編集して、画彩用として保存しました。これでマゼンダ被りから解放されそうです。でもって、4000PXもまだ暫くは現役で使い続けていけます。

COLOR DRAKROOMのサイト
使い方を参考にさせてもらったサイト

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