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EF600F4L と周辺機材-3

2004年3月 3日 ちゃぼ | | コメント(0)

アイテム3 雲台 ALCA-SWISS Monoball B1

ロクヨンを手に入れて手持ちのSLIKプロフェッショナルIIを使った感じは雲台も脚も特に貧弱という気はしなかったが、3D雲台のパン棒が邪魔で担ぎにくいのが気になっていた。そこで自由雲台を探すことにする。
候補に挙がったのはSLIKのプロボールだったが、既に生産を終了しており入手は困難だった。次候補はManfrottoのプロボールヘッドだ。見た目は良さそうだったが使用してる人が居ない事と海外のWebで情報を収集してもMonoball B1の方が優秀というコメントが多かった。自由雲台が駄目なら現在、長玉使いに注目されてきているManfrottoのビデオ雲台#503という手もあったが、パン棒の問題が解消しそうにないのとクイックシューの共有が出来ない点が痛い。
最後までビデオ雲台か、Monoball B1か迷ったが、今回はMonoball B1に決めた。
B1にはクイックシュー付も有り、こちらの方が有名だけど敢えてシュー無しのモデルをチョイス。クイックシューはマンフの#357を使うことにする。
B1は直径5cmの大型ボールを採用した自由雲台で滑らかな動きに定評がある。ロック機構にテンション機能がありロック解除した状態でもカックンとお辞儀することがないのが特徴。
(大きいノブの中の小さなネジがテンション調整用)

水平方向のパンのロックは独立しており、使い勝手が良い。
クイックシューが無いモデルはカメラ取り付けネジが小ネジだったのが唯一のミスかなと思う。とりあえず小ネジで固定は出来るがちと不安が残る。将来は小ネジ→大ネジアダプタを使って強化を図りたい。
早速試験的にロクヨンを乗せて見た。脚、雲台、クイックシューとも強度的に問題はなさそうでまずまず満足。B1の使い勝手も良好でレンズの重さを完全に預けてフレーミングも楽々できる。飛んでる鳥さんを追いかけるのも特に違和感はなかった。一脚より確実にカメラぶれを防いでくれるし、自立できるので疲れない。
暗い山とか、定位置でじっくり待って撮影する場合はこのシステムが重宝しそう。
いつもウロウロしながら鳥見をすることが多いので担ぎやすさは重要な選択肢だったが、今までの雲台と違いパン棒が無いのでずいぶん担ぎやすくなったのもポイント。しかも3D雲台に比べ重量が軽くなったので少し楽できそう。

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