私のカメラ設定
2021年5月 5日 ちゃぼ | 個別ページ | コメント(0)
今回は、そろそろ慣れてきたEOS R5の設定等に
ついて書いてみます。私個人の設定なので使い方が
間違っているかもしれませんが。

これが現在持ってるEOS Rシステムです。
ボディは予約して発売開始日に無事ゲットしたR5。
レンズはRF50F1.8STMのみ。
普段は手持ちのEFレンズをマウントアダプタ経由で使用してます。
マウントアダプタは、一昨年使ってたEOS Rと一緒に買った
マウントアダプタ EF-EOS Rと、最近導入しましたコントロール
リングマウントアダプタ EF-EOS Rです。
コントロールリング付は、なかなか手に入らず結構待ちましたが
なんとか春の渡りに間に合いました。
以下はあくまでも私個人の感想です。
野鳥や動物を撮影する機材として見た場合、
CanonのミラーレスはR5&R6になってやっと以前の一眼レフと同等か
それ以上になったと思います。
一番の懸念事項だったEVFも遅延やブラックアウトなどの問題点が
R5では全く気にならなくなりました。(EOS Rはあと一歩という感じだった)
AF機能については5D4や7D2より良くなってると思います。
特に瞳AFは凄いです。
それではカメラの設定についてです。
最初はAF操作系から。
まず、R5にしてからONE SHOT AF(AF-S)は使わなくなりました。
常にAI-SERVO(AF-C)です。瞳AFはAI-SERVOでよく効きます。
EOS Rや7D2の時はONE SHOT時はレリーズボタン、
AI-SERVO時はAF-ONボタンと使い分けてましたが、
R5ではAF-ONボタンとその右隣の*ボタンでそれぞれに瞳AF、
測光・AFスタートを割り当てて、さらに、右隣、測距点選択ボタンには
ONE SHOT - SERVO切り替えを割り当ててます。
この3ボタンでAFを制御してます。レリーズは測光のみ。
所謂、親指AFという奴です。



この設定でAFボタン押しっぱで連写中もAFは駆動し続けます。
さらにEVFのフレームレートを120FPSにして、
撮影後プレビューをOFFにしておけば、連写中もブラックアウトは
極力抑えられます。古いEFレンズなので完全ではないですが。
(RFレンズか、Canon推奨のEFレンズだと、コマ速をH+にすることで完全に
ブラックアウトフリーとなります。)
具体的に私の撮影手順を綴ってみると、
まず、*ボタンで鳥全体を捕らえ(AF測距点は中央一点です)、合焦したら
すぐにAF-ONボタンを押して瞳AFスタート。ここで旨く測距点が来たら
そのまま追って良いところでレリーズ。来なかったら再び*ボタンでピントを
合わせなおして撮影します。測距点を操作する場合はAF-ONボタンの左隣の
ジョイスティックで操作してます。
(MENUで測距点の移動速度を最高にしておくのが大事)
被写体が枝被りなどでAFが不可能だった場合、すぐ下の拡大ボタン(虫眼鏡)を
押してEVF表示を拡大してMFで合わせて撮影します。
ミラーレスの最強の武器はこのファインダー拡大機能だと勝手に思ってます。
AFでピントを合わせても時間があれば拡大ボタンで確認して微調整します。
親指AFにしてないとレリーズボタンを押す度にフォーカスが動くのでこの技は
使えません。故に親指AF必須です。
あと、ボディ前面の絞り込みボタンにフォーカスピーキングを設定してます。
これで補助的にピント確認が出来るのでMFもさらに楽になります。

次に露出設定ですが、従来は、絞り優先(Av)がメインでしたが、
EOS Rからは新設されたFvモードのみ使ってます。

サブダイヤルでT、A、露出補正、ISOを選んでメインダイヤルで
数値変更。削除ボタンでAUTOに設定。(長押しで全てAUTOになる)
例えば、シャッター速度をAUTOにすると、絞り優先露出と同じ。
絞りをAUTOにするとシャッター速度優先、ISOだけAUTOだと
ISO自動のマニュアル露出となり、全てAUTOはプログラムオート。
といった感じの使い方です。なのでFvにしておけばいつでもAvにもTv
にもMにも出来る訳です。一々MODEダイヤルを押さずにすみます。
次はフォーマットについて、
通常は4500万画素で撮影してます。クロップも使ったりしましたが、
メリットはファインダー像が大きくなるくらいで
1.6倍されたことで有効画素が1700万画素となってしまう方がトリミング耐性
が少なくなるなど、デメリットの方が多い気がして、ならば常に4500万画素で
撮影して後でトリミングしても結果は一緒だと思い、使わなくなりました。

マルチファンクションはこんな感じ。ISO感度設定、ドライブ設定、
AFエリア選択などをさっと呼び出せるようにしてます。
その他、ボタン割付けが出来ない偶に使う機能はメニュー画面しか
操作出来ませんが、一々ページをめくるのが面倒なので、マイメニュー
に設定して出来るだけ楽に呼び出せるようにしてます。


だいたいこんな感じです。
何度も言いますが、これはあくまでも個人的な設定や撮影方法なので
誰しもがこれでOKというわけではないです。
ですが、この記事がEOS R5&R6をお使いのネイチャーフォトグラファーの
方々の一助になれば幸いです。
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